２０１５年最初のキャンプは、支笏湖にしました。２泊したので、少し長いレポになりました。
場内の雰囲気や、周辺施設の情報が参考になれば嬉しいです。

・・・と、いうことで、大荒れの夜が明けました。


夕方から降り始めた雨の中、タープの庇の下で焚き火をし早めに就寝したのですが、２時頃、ざぁっというフライを叩く雨音で目が覚めました。
しばらくシュラフの中で耳を澄ましていると雨音が小さくなり、ほっとしていると次は、ごうごうという風の音が聞こえ出し、テントも揺れだします。
テントは少々の風でどうもならないと思っていましたが、隣に建てているスクリーンタープが気になって仕方がない。かといって、すごい音だし、今、外に出ていいのか。思い浮かぶのは、昨年の朱鞠内湖キャンプです。
あのときの風も半端なかったなぁ、頭上の大木が揺れてたもんなと思いながら、どうしても気になったので外に出てみました。
・・・・確かに風は強くて、テントもタープも揺れまくっていましたが、音の半分が風ではなく湖の打ち寄せる波の音だったので、ほっとしました。
朱鞠内より、だいぶましだなと思いながらトイレに行くと、撤収している方がいました。テントが大型だったり背が高いと、きつかったのかもしれません。・・・実際、朝、撤収時に「フレームが折れてる！」という声が聞こえてきました。家にいるときも思うけど北海道の風って強烈です・・・。キャンプ場でも風倒木って、怖いですよね。

ただ、荒れた翌朝の北海道は、やっぱり美しい。


雨は長続きしないという予報は当たってました。


肌寒いので、濡れた流木を拾い集め、焚き火をします。


背後の山から日が昇り始め、正面の空も明るくなり始めます。






せっかくの最終日の朝、少し焚き火でまったりします。


タープをもっと波打ち際に立てようかと思っていましたが、やめといてよかった。

ただ、今回はスクリーンにして正解でした。ヘキサだと少々大きくても、雨が振り込みだして低くすると、居住空間が圧迫されるので・・・。



昨日とはうって変わって、晴れた場内の様子です。

この小さな池にも、小魚（マスの子供？）、おたまじゃくしが沢山いました。生命の誕生の春ですね。

・・・ということで、朝をゆっくり過ごしたら、撤収です。

ちなみに個人的な感想ですが、北海道のキャンパーさんの撤収って、すごい早いと思います。
撤収を始める時間も早いし、始めたと思うと、もう片付いている。これはどこのキャンプ場でも同じです。
・・・色々考えるのですが、一番は「湿度が低い」ことかなと思っています。
雨の翌日でも、基本、じめじめしてないから、テントやタープを乾かすことにあまり時間がかからない。テントならフライを外してしばらくしたら、もう乾いている。ペグも抜いたらすぐ乾く。
そんなことより、もしかしたら、さっぱりした気質が、そうさせるのかもしれません。それは日頃も感じます。

うちはのんびりですが。


さて、そう言いながらも、そろそろ一旦、支笏湖とお別れです。

今年第１回目にふさわしいキャンプでした。ありがとう、支笏湖。

と、言いながら、寄り道するのがうちのキャンプ。次回はキャンプ帰りの番外編です。なかなか面白かったです。よければまた、お立ち寄りください。

それでは、また。

ちなみに「モラップキャンプ場って北海道のどのあたり？」って方へ。ここらへんです。

ちょっと補足でした。

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