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ろっぴのスロ~なアウトドア

山は好きだけど高所恐怖症、そんな私の、ゆる外遊び(アウトドア?)ブログです。 キャンプやトレッキングなど、ある時は家族で、ある時は単独で、スロ~にやってます・・・。 2023年10月、縁あって7年ぶりに再び北の大地へ。以前よりスローにはなりますがたまに更新もありますので、よかったら遊びに来てください。

GWキャンプ番外編~まち巡り

   

GWの支笏湖キャンプ、撤収後は・・・まっすぐ帰りませんニコニコ

こんなところに行きました。
GWキャンプ番外編~まち巡り

・・・どこなのかは、もう少しあとでご説明。時間を少し戻します。

さて、撤収が終わり、、まず向かったのは、ここ。
GWキャンプ番外編~まち巡り
夕張の「栗下食堂」のれんが、風で・・・店名見えないですが。
そう、夕張名物、カレーそばのお店です。実は昨年も、ちょうど同じ時期にお邪魔しました。

一年ぶりのお味は・・・。
GWキャンプ番外編~まち巡り
やっぱり最高!青い星です。

ちなみに、カレーそばは、どちらかというと「大人の味」なので子どもたちは・・・。
GWキャンプ番外編~まち巡り

GWキャンプ番外編~まち巡り
ラーメンなんですが、これがまたうまいです。しっかり腹ごしらえしました。

そして!去年、行けなかった、ここへ向かいました。
GWキャンプ番外編~まち巡り
石炭博物館です。

場所はこちら。


私、こういう産業遺跡的なところが大好きなんですよね。
空知(そらち)には、あちこち採掘施設が残っていますが、博物館にまでなっているのは三笠とここぐらいでしょうか?
GWキャンプ番外編~まち巡り

博物館の内部ですが、1階と2階は、当時使っていた道具や、当時の様子が分かる写真などが展示されています。

ここまでは普通の博物館です。でも、ここからがすごいです。

入坑用を模したエレベーターで地下に降りて(これが既に雰囲気!)、トンネルを歩きます。
GWキャンプ番外編~まち巡り
少し暗めの照明の通路の両脇には、採掘で使われていた道具が並べられています。

当時使われていたと思しき、こんな看板も。
GWキャンプ番外編~まち巡り
今、どこかの現場で掲示されててもおかしくないですね。「カンよりも経験よりも先づ点検」「一寸待て一人で迷ふなすぐ電話」・・・危険な現場で安全を守ろうとした先人の知恵や努力を感じます。

と、これは「すごい」というところではなくて・・・。

ここです。
GWキャンプ番外編~まち巡り

この博物館の地下には「模擬坑道」があって、実際に炭鉱の内部を歩いているようなシミュレーション体験ができるんです。

GWキャンプ番外編~まち巡り

坑道の中は暗く、貸与されたヘルメットについたヘッドランプで照らしながら進みます。
GWキャンプ番外編~まち巡り

「坑道展示」という表記もありますが、実際、とてもリアルです。
GWキャンプ番外編~まち巡り
実際に使われていた器具が、使われていた状態で展示されているので、まさに坑道そのものです。

こんなところを歩いて下っていくと、ここが博物館だということを忘れてしまいそうです。
GWキャンプ番外編~まち巡り
子供達も興味しんしんで、私を置いて、どんどん先へ歩いていきました。

GWキャンプ番外編~まち巡り

ヘルメットを被って一人で歩いていると、なんか仕事みたいな雰囲気にもなります(笑)
GWキャンプ番外編~まち巡り

使い込まれた設備に、歴史を感じます。
GWキャンプ番外編~まち巡り

そして地上へ。現実に戻ります。
GWキャンプ番外編~まち巡り

これは出口付近にある「石炭大露頭」、北海道指定天然記念物です。
GWキャンプ番外編~まち巡り
明治21年に北海道庁の技師によって発見されたそうですが、山中でこれ見つけたときの興奮は、相当のものだったのではないでしょうか。そしてこの発見が、後の夕張炭鉱の発展につながっていったのでしょう。

この日は「こどもの日」だったので入館時に、こんなものを貰いました。
GWキャンプ番外編~まち巡り
子供達が今日、どこまで理解できたかは、わからないけれど、いつかこの石に興味を示した時、かつて、この黒い石が世界を動かしていたこと、また、これを地中から掘り起こすために多大な知恵と努力、そして犠牲が払われたことを伝えられるかも知れませんね。

そんなこんなで、ちょっと寄り道、GW番外編でした。

それでは、また。

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この記事へのコメント
おはようございます。

絶景の自然のキャンプの後に、近代産業の礎の炭鉱跡と。

北海道を満喫ですね!羨ましいで。( ´ ▽ ` )ノ

黒い宝石、何だかワクワクしてしまいます。
やはり、男のロマンの礎なのでしょうか?

HilowHilow
2015年05月12日 07:05
・・・ガキの頃 夕張のお隣、三笠市幾春別という炭鉱町で育ちました。

いまでも、近くを通ると、石炭の焼ける匂いがしますよ

記憶ってのは鼻に通るの匂いまで呼び起こすんですね(・・;)


そうそう、、、今度また夕張に立ち寄った時はぁ~

ラーメン「 のんきや 」で食べてみてくださいね^^;

原チャリ屋原チャリ屋
2015年05月12日 16:37
Hilowさんどうもです!

北海道旅行に来ても、なかなか夕張へ・・・。とはいかないので
そういう意味では貴重かと思います。
札幌観光もいいけど、北海道のまち巡り、味わいありますよ・

ろっぴろっぴ
2015年05月12日 19:47
原チャリ屋さん

そうそう、三笠育ちなんですよね。
空知は炭鉱ですね。夕張、三笠、歌志内、赤平・・・。
まだまだ見たい遺構があります。

ろっぴろっぴ
2015年05月12日 19:50
こんにちは〜
模擬坑道、ホントにリアルですね。
写真を見ているだけで当時の世界に紛れ込んだような、、、
(実際に入ったことは無いんですが^^;)

単に楽しい、珍しいだけでなく
歴史を身近に感じ取れる施設ですね(*^^*)

カレーそば、、、
昼どきに見るのは辛いです(爆)

kojiokojio
2015年05月13日 11:59
kojioさん、こんばんは

北海道で、誰もが知ってる観光バスのコースになっているところ「以外」を
探索するのが面白いです。
と、言いながら宗谷岬で写真撮ったりしてますが(笑)
ほんとは「流氷レポ」も予定していたんですが、春が早くて。
なかなか季節もあるので難しいです・・・。

ろっぴろっぴ
2015年05月13日 20:37
はじめまして、足跡を辿ってまいりました。

1枚目の石炭博物館の写真に思わず惹かれてしまいました。
凄い絵柄ですね。

ぜひ見てみたいと思うのですが、いかんせん北海道は遠いです…。(^-^;;;

音丸音丸
2015年05月14日 13:04
音丸さん訪問ありがとうございます

この地下の模擬坑道は、ちょっと予想外の規模でした。
私も北海道に来てはじめて、こんな博物館があると知りました。

「北海道まち巡り」シリーズで、こんな「知ってる人は知ってるけど
知らない人は知らない」場所を紹介しています。

ろっぴろっぴ
2015年05月14日 19:14
 
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    コメント(8)