北海道に来た1年前、キャンピングガイドを読み、ネットを徘徊する中で、なぜか気になったキャンプ場。
人造湖だけど、すごく神秘的な雰囲気がするという。冬は日本で一番寒くなり、零下41.2℃を記録した
こともある場所、そして夜は満天の星空が見えるという。
幌加内って旭川の向こうだけど、やっぱり遠いんだろうか、本州の距離感ではかなりかかるはず・・・。
そんなことを考えながら、まずは仕事に慣れることが優先していたら、初雪の季節に。

冬の間も「雪がとけたら必ず・・・。」と思っていました。

やっと、ここにやってきました。

朱鞠内湖畔キャンプ場です。

・・・と、これは、二日目の「晴れ写真」。順を追ってみたいと思います。

今回、感動が先に来たのと、途中、すごい荒天に遭ったことから、設備や、周辺の写真が充分撮影できませんでした。その分、湖岸の雰囲気を伝える写真は少し撮れましたので、それでご勘弁ください。
北海道のキャンプで、ついつい気持ちが先走り、以前のように冷静なレポができていないのを感じます。次のキャンプは初心に帰り、もう少し役立つデータを掲載しようと思います。

はじめての朱鞠内湖、選択したのは第2サイト。

湖畔のあちこちに砂を盛ったサイトが作られています。まだ空いていて、どこにしようかと迷います。
※ちなみに料金は、大人二人＋小学生＋幼児で1,500円／泊です。

第１サイトは芝生のフリーサイト、第2、第3が林間・湖畔のサイトで車横付けができます。第１サイトも開放的で気持ちのいい場所ですが、釣り客がすぐ横を往来するので、落ち着かないかもしれません。
※第1サイトの写真も後ほどアップします。

テントを建てたら少し場内を散歩します。


桜が満開でした。今週～来週ぐらいが見ごろだと思いますよ。


湖の上空は雲が覆っています。青空ではないですが、風向きで次々と形を変える壮大なパノラマです。


木々の合間から見える今日の仮住まい。

今日はタープを持ってきましたが張るのはやめました。あまりにも気持ちがよくて、屋根の下にいる気分になれないんです。朱鞠内湖の空気がそうさせました。

そして夕暮れ。


食事もシンプルに。炭火でひたすら焼くだけ。

道産率は・・・70％ぐらいでした（笑）。

東向きなので、夕焼けはありませんが、夕映えがきれいです。


食べ終わったら場内で木切れを拾い、炭火の上に載せて、少しだけ焚き火を楽しみます。

空気が乾燥しているのか、落ちている木切れでもよく燃えます。火の始末には気をつけなければ・・。

しかし湖畔の静かな時間、つかの間でした。

夕方から時折、ぽつりぽつりと降っていた雨が本降りに。雷も鳴り始めました。テントのフライ下に避難していましたが、止む気配もない雨に、テント内に避難することにしました。
しかし、フライの下から見る雨に煙る湖面、それはそれで見入ってしまいました。
・・・と、家族はすでに寝る体制に。私もならってシュラフに潜り込みます。
外は風が木々を揺らし、雨がフライを叩き、まさに嵐です。しかしテント内は不思議なくらい静かで、シュラフの中にいると別世界のようです。

少しの間、雨が止み、雲が切れてすごい数の星が見えました。写真に収められませんでした、残念・・・。

そして、朝。

3時過ぎに、外が明るくなりはじめたのでテントから出てみると、目の前にはこの光景。

テントから出ると、ちょうどキタキツネが通りがかりました。お互い、びっくりです。

画面右下のほうにシルエットが映っているのが見えるでしょうか。

湖面には、すでに釣り人がボートで思い思いのスポットへ向かう姿が見えます。


少しサイトから離れてみます。影絵のようです。


そして、湖面がふいに明るくなったと思うと、太陽が昇りました。


夜明けです。

3時半に起き出し、写真を撮ったらもう一度シュラフに潜り込むつもりが、朝までずっと湖を見続けてしまいました。刻々と変わる色、時にさざなみが立ったかと思えば鏡のように動きを止める湖面から目が離せなかったんです。

・・ちょっとダークトーンの写真が続きましたね。

次の更新は、晴天の朱鞠内湖！編です。この夏、北海道キャンプをお考えの方は、是非ごらんください。

それでは、次の更新で。

↓面白いブログいっぱいです。新しい世界、見つけませんか？


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村