羆の居ぬ間に湿原トレッキング~雨竜沼湿原2
少し間が空きましたが、雨竜沼湿原トレッキングその2、湿原散策編、ご報告します。

場所は、こちら。
雨竜沼湿原について。雨竜町観光協会ホームページに次のような記述があります。
「標高850mの台地に東西4km南北2kmにわたって広がる雨竜沼は、日本有数の山岳型高層湿原帯。
大小数十個の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、春の雪解けから秋までに200種以上の花や植物が観察できます。
特に、7月上旬から8月上旬までの短い夏の間には、エゾカンゾウをはじめ多くの花々が一面に鮮やかに彩ります。
学術的にも貴重なこの自然は、1964年北海道天然記念物に、1990年には暑寒別天売焼尻国定公園に指定されています。」
広大な湿地は、風景を楽しみながらゆっくり歩いて2時間くらいの散策が楽しめます。

環境維持のため歩けるのは木道のみ。周回コースになっていて、途中から一方通行になります。

美しい地塘を左右に見ながら歩きます。

山岳型高層湿原としては尾瀬と並び称される存在ですが、場所が場所だけに簡単にアクセスできない場所です。もう北海道を離れたら、来ることは難しいだろうな。



これは羆の掘り跡と思われます。

セリやユリ科の植物を掘り起こして食べるそうです。・・・本州ではイノシシがよく、こうやって地面を掘り起こしますが、北海道にはイノシシは居ませんよね。
食べたら、出す。糞も木道にたくさん転がっていました。

これも知床で見たものと同じでした。Welcome to bear countoryですね。
展望台に着いた頃から、霧が出てきました。

晴天もいいけれど、霧の湿原も幻想的です。

と、言ってたら雨も降ってきました。

レインウエアを着込んで散策する霧雨の湿原。

前半の雰囲気とは違って、しっとりした風景が広がります。


久々の山歩きを堪能しました。・・・登り2時間、湿原散策にはゆっくりと2時間半を費やし、下りはスリッピーになった斜面に注意しながら1時間45分ほど。合計6時間くらいでした。
山頂を極める登山とは少し違いますが、楽しいコースです。
もしみなさんも機会があれば、行ってみて下さい。楽しめること間違い無しです。
ただし、熊鈴は必携。それと羆の行動する夕暮れから早朝は避けたほうが無難です。
それでは、また。
インスタグラムにもいろいろ写真、載っけてます。よかったら覗いてください。

場所は、こちら。
雨竜沼湿原について。雨竜町観光協会ホームページに次のような記述があります。
「標高850mの台地に東西4km南北2kmにわたって広がる雨竜沼は、日本有数の山岳型高層湿原帯。
大小数十個の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、春の雪解けから秋までに200種以上の花や植物が観察できます。
特に、7月上旬から8月上旬までの短い夏の間には、エゾカンゾウをはじめ多くの花々が一面に鮮やかに彩ります。
学術的にも貴重なこの自然は、1964年北海道天然記念物に、1990年には暑寒別天売焼尻国定公園に指定されています。」
広大な湿地は、風景を楽しみながらゆっくり歩いて2時間くらいの散策が楽しめます。
環境維持のため歩けるのは木道のみ。周回コースになっていて、途中から一方通行になります。
美しい地塘を左右に見ながら歩きます。
山岳型高層湿原としては尾瀬と並び称される存在ですが、場所が場所だけに簡単にアクセスできない場所です。もう北海道を離れたら、来ることは難しいだろうな。
これは羆の掘り跡と思われます。
セリやユリ科の植物を掘り起こして食べるそうです。・・・本州ではイノシシがよく、こうやって地面を掘り起こしますが、北海道にはイノシシは居ませんよね。
食べたら、出す。糞も木道にたくさん転がっていました。
これも知床で見たものと同じでした。Welcome to bear countoryですね。
展望台に着いた頃から、霧が出てきました。
晴天もいいけれど、霧の湿原も幻想的です。
と、言ってたら雨も降ってきました。

レインウエアを着込んで散策する霧雨の湿原。
前半の雰囲気とは違って、しっとりした風景が広がります。
久々の山歩きを堪能しました。・・・登り2時間、湿原散策にはゆっくりと2時間半を費やし、下りはスリッピーになった斜面に注意しながら1時間45分ほど。合計6時間くらいでした。
山頂を極める登山とは少し違いますが、楽しいコースです。
もしみなさんも機会があれば、行ってみて下さい。楽しめること間違い無しです。
ただし、熊鈴は必携。それと羆の行動する夕暮れから早朝は避けたほうが無難です。
それでは、また。
インスタグラムにもいろいろ写真、載っけてます。よかったら覗いてください。

この記事へのコメント
全然、人がいなかったですか?
やはり、熊が生息しているからでしょうか。。。
行ってみたいなぁと思いつつ、なかなか行けないところ
でもあります。
やはり、熊が生息しているからでしょうか。。。
行ってみたいなぁと思いつつ、なかなか行けないところ
でもあります。
NANAさんおはようございます♪
週末だったので、それなりに登ってる人はいましたよ。ただ、広い湿原
なのでお互いの距離はありますが。
熊の出る時間帯は人の活動時間と違うし、見通しがいいのでお互い
早めに気づくと思います。遭遇する可能性は低そうです。
ただ、ここから南暑寒岳に登山する場合は、それなりの心積もりをして
おいたほうがよさそうです。
週末だったので、それなりに登ってる人はいましたよ。ただ、広い湿原
なのでお互いの距離はありますが。
熊の出る時間帯は人の活動時間と違うし、見通しがいいのでお互い
早めに気づくと思います。遭遇する可能性は低そうです。
ただ、ここから南暑寒岳に登山する場合は、それなりの心積もりをして
おいたほうがよさそうです。
山歩きもいいけど、湿原トレッキングもいいなぁ~。
熊さんに出会ったら、スタコラサッサッサ~のサ~って逃げるしかない!!
熊さんに出会ったら、スタコラサッサッサ~のサ~って逃げるしかない!!
r_islandさん訪問ありがとうございます
ここは山歩きの後湿原散策ができるので二度美味しいですよ
そのまま南暑寒岳に登るというコースもあります。
熊には「出会わないように」するのが基本みたいですね、こちらでは
ここは山歩きの後湿原散策ができるので二度美味しいですよ
そのまま南暑寒岳に登るというコースもあります。
熊には「出会わないように」するのが基本みたいですね、こちらでは
この風景に立ってみたい!っと思える素晴らしい風景ですね!
でも往復で6時間、しかも熊遭遇の可能性を考えると、なかなか行けない場所だなとあらためて感じました。
天候が変わって、まったく違う印象を受けますね。あの山の上にこんな世界があるのかと思うと感動です。
でも往復で6時間、しかも熊遭遇の可能性を考えると、なかなか行けない場所だなとあらためて感じました。
天候が変わって、まったく違う印象を受けますね。あの山の上にこんな世界があるのかと思うと感動です。
peppermintさんこんばんは
雨竜の町から見上げた山の上に、こんな世界が広がってるって、まさに
天上の園ですよ、というのは大げさですが(笑)
登山口のゲートパークまでの道がまた、デコボコのダートがあるんですよね
雨上がりだったから、車、ドロドロなりました(泣)ま、気にしてたら北海道で
生活できないっすね♪
雨竜の町から見上げた山の上に、こんな世界が広がってるって、まさに
天上の園ですよ、というのは大げさですが(笑)
登山口のゲートパークまでの道がまた、デコボコのダートがあるんですよね
雨上がりだったから、車、ドロドロなりました(泣)ま、気にしてたら北海道で
生活できないっすね♪