美しき道北~朱鞠内湖畔キャンプ場

ろっぴ

2016年06月16日 22:48

気がつけばもう6月。初夏ですね。ついこの間まで旭岳を滑り降りていたのが幻のようです。

そんなこの週末は、相変わらずのキャンプ。

美しき道北、朱鞠内湖畔キャンプ場です。

木陰の気持ちいいサイトを選んだのでタープは無しにしました。木々が作る影がタープ代わりです。

いきなり広がるこの風景。


ちなみに今回は北海道上陸初のソロキャンプ。
この週の火曜~水曜が長男の修学旅行でした。折角の修学旅行前に体調を崩してはと、今回のキャンプは私だけにしました。

おかげで初夏の朱鞠内の美しい風景を存分に楽しめました。

ソロキャンプの楽しみに目覚めてしまったかもしれません。一人で大自然に抱かれる感じがたまりません。久々のトレックライズ1でソロを満喫です。


このテントを張ると、自転車にテントを積んで河原で野宿した記憶が蘇ってきます。

ちなみにここで、初冬の朱鞠内湖の記事を見ておくと、これからお見せする風景とのギャップが楽しめます。
昨年12月に朱鞠内湖が雪に包まれた頃、訪れたときの記事は、こちらです。

・・・さて「現在」に戻ります。

サイトでぼうっとしたり、本を読んだりコーヒーを飲んだり。あっという間に夕暮れが忍び寄ってきます。なんという充実感。

家族で炭火を囲むときとは段違いに少ない量を、じっくりと炙ります。


なぜか白老牛。

おいしいですよ。



そして、日没です。

ひんやりとした空気が肌寒い。6月だというのに・・・。近くのサイトの方もダウンを着込んでいました。私も車に積んでいたダウンベストを着ます。さすがにこれは使わないと思っていましたが・・・北海道、さすがです。

そしてテントの中へ。

アメドとは段違いに狭いテントの中が一人には心地よい。

一人で過ごすキャンプの夜って、いいですね。いろんなことを考えました。

長男も来年は中学生。いつまでも週末を親とばかり行動していては困ります。逆に私がこうやってソロで出かけ、本人が部活や友達同士で過ごす時間を増やすように仕向けていくということもあっていい。
・・・言わずとも、そうなるかもしれませんが(笑)

「よちよち歩きができるようになったから、これからはファミリーキャンプだ!」張り切って道具を揃えたのが、つい昨日のようです。子供と過ごせる時間は、ほんとに短い。父親はなおさらだと思います。
でも少年時代の最後の時間をこの北海道で、とても濃密に過ごせた。いろんな偶然が重なった結果だけど、彼が大人になり父親との時間を思い出すとき、その背後に広がる風景は北海道の雄大な自然なんだと思うと、少し嬉しい気持ちになります。

夜半肌寒くてシュラフを2枚重ねにしました。・・・そしてカッコーの声で目覚め、時計を見るとまだ3時前。
それから、うとうとしながら30分ほど過ごしてトイレへ。

湖に目をやると、夜明けが始まろうとしていました。


北海道はこの時期、3時半ころが夜明けの時間。

慌てて服を着替え、カメラを持って湖畔を歩きました。

というところで、その②に続きます。次回は道北の美しき湖、朱鞠内の朝の風景です。よければまたご訪問下さい。

それでは、また。


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