雪の美瑛へ
2週間ぶりに戻った北海道。駅に着いて列車から降り立つと本州とは明らかに違う、ひんやりとした空気に、ああやっぱり北海道だなと、ほっとするような気分になりました。
その一方で、とうとうここで過ごす最後の数日が始まったなという寂しさも感じました。
あと約1週間、残務処理と引越しの準備が終われば、ここ北海道での時間は、終わりを告げます。
そう言いながら週末は、引越しの準備に追われながらも最後に北海道の風景を目にしておきたいと、雪のちらつく美瑛に出かけました。


本州は20℃を超え半袖で過ごしていましたが、こちらはすでに初冬の雰囲気です。2週間ほどの短い期間が本州人の感覚を呼び戻してしまい、まだ氷点下にもなっていないのに寒いと感じてしまいます。マイナス10℃前後にならなければ寒いと感じなかったはずなのに・・・。


富良野を通って美瑛へ。静かな、いつもの風景。

見慣れたいつもの風景だけど、もうしばらく見ることはないと思うと、とても特別に感じます。
そして、しばらく本州の風景に慣れた目で見ると、ああやっぱりこの風景はここしかないんだなと、当たり前のことに気づく自分がいました。

来年の春は、またここにラベンダーの花が一面に咲くはずです。でも、そのときはもう、ここには居ない。

この空。

この大地。

全てが美しいと感じてしまいます。

もう、キャンプの記憶が遠い昔のことのように思ってしまいます。
来年は中学に上がる長男。一番多感な時期をここで過ごしました。彼が少年時代を思い起こすとき、また私と過ごした時間を思い出すとき、その背景にある風景はここ、北の大地です。
美瑛の森の中で焚き火を見つめながら父親と会話したこと、いつか思い出してくれるでしょうか。




今度行く場所も、とてもいいところだと思っています。新しい仕事と生活を楽しもうと思っています。
ただ、これだけの自然の中で家族で過ごした瑞々しく濃密な時間は、何ものにも代え難いものでした。
・・・さて、いろいろ思うことはあっても、まずは前を向いていかなければなりません。明日からのこちらでの残務処理、きちんと終われるよう、安全にがんばりたいと思います。


それでは、また。
その一方で、とうとうここで過ごす最後の数日が始まったなという寂しさも感じました。
あと約1週間、残務処理と引越しの準備が終われば、ここ北海道での時間は、終わりを告げます。
そう言いながら週末は、引越しの準備に追われながらも最後に北海道の風景を目にしておきたいと、雪のちらつく美瑛に出かけました。


本州は20℃を超え半袖で過ごしていましたが、こちらはすでに初冬の雰囲気です。2週間ほどの短い期間が本州人の感覚を呼び戻してしまい、まだ氷点下にもなっていないのに寒いと感じてしまいます。マイナス10℃前後にならなければ寒いと感じなかったはずなのに・・・。


富良野を通って美瑛へ。静かな、いつもの風景。

見慣れたいつもの風景だけど、もうしばらく見ることはないと思うと、とても特別に感じます。
そして、しばらく本州の風景に慣れた目で見ると、ああやっぱりこの風景はここしかないんだなと、当たり前のことに気づく自分がいました。

来年の春は、またここにラベンダーの花が一面に咲くはずです。でも、そのときはもう、ここには居ない。

この空。

この大地。

全てが美しいと感じてしまいます。

もう、キャンプの記憶が遠い昔のことのように思ってしまいます。
来年は中学に上がる長男。一番多感な時期をここで過ごしました。彼が少年時代を思い起こすとき、また私と過ごした時間を思い出すとき、その背景にある風景はここ、北の大地です。
美瑛の森の中で焚き火を見つめながら父親と会話したこと、いつか思い出してくれるでしょうか。




今度行く場所も、とてもいいところだと思っています。新しい仕事と生活を楽しもうと思っています。
ただ、これだけの自然の中で家族で過ごした瑞々しく濃密な時間は、何ものにも代え難いものでした。
・・・さて、いろいろ思うことはあっても、まずは前を向いていかなければなりません。明日からのこちらでの残務処理、きちんと終われるよう、安全にがんばりたいと思います。


それでは、また。