GWキャンプ番外編~まち巡り

ろっぴ

2015年05月11日 22:32

GWの支笏湖キャンプ、撤収後は・・・まっすぐ帰りません

こんなところに行きました。


・・・どこなのかは、もう少しあとでご説明。時間を少し戻します。

さて、撤収が終わり、、まず向かったのは、ここ。

夕張の「栗下食堂」のれんが、風で・・・店名見えないですが。
そう、夕張名物、カレーそばのお店です。実は昨年も、ちょうど同じ時期にお邪魔しました。

一年ぶりのお味は・・・。

やっぱり最高!です。

ちなみに、カレーそばは、どちらかというと「大人の味」なので子どもたちは・・・。



ラーメンなんですが、これがまたうまいです。しっかり腹ごしらえしました。

そして!去年、行けなかった、ここへ向かいました。

石炭博物館です。

場所はこちら。


私、こういう産業遺跡的なところが大好きなんですよね。
空知(そらち)には、あちこち採掘施設が残っていますが、博物館にまでなっているのは三笠とここぐらいでしょうか?


博物館の内部ですが、1階と2階は、当時使っていた道具や、当時の様子が分かる写真などが展示されています。

ここまでは普通の博物館です。でも、ここからがすごいです。

入坑用を模したエレベーターで地下に降りて(これが既に雰囲気!)、トンネルを歩きます。

少し暗めの照明の通路の両脇には、採掘で使われていた道具が並べられています。

当時使われていたと思しき、こんな看板も。

今、どこかの現場で掲示されててもおかしくないですね。「カンよりも経験よりも先づ点検」「一寸待て一人で迷ふなすぐ電話」・・・危険な現場で安全を守ろうとした先人の知恵や努力を感じます。

と、これは「すごい」というところではなくて・・・。

ここです。


この博物館の地下には「模擬坑道」があって、実際に炭鉱の内部を歩いているようなシミュレーション体験ができるんです。



坑道の中は暗く、貸与されたヘルメットについたヘッドランプで照らしながら進みます。


「坑道展示」という表記もありますが、実際、とてもリアルです。

実際に使われていた器具が、使われていた状態で展示されているので、まさに坑道そのものです。

こんなところを歩いて下っていくと、ここが博物館だということを忘れてしまいそうです。

子供達も興味しんしんで、私を置いて、どんどん先へ歩いていきました。



ヘルメットを被って一人で歩いていると、なんか仕事みたいな雰囲気にもなります(笑)


使い込まれた設備に、歴史を感じます。


そして地上へ。現実に戻ります。


これは出口付近にある「石炭大露頭」、北海道指定天然記念物です。

明治21年に北海道庁の技師によって発見されたそうですが、山中でこれ見つけたときの興奮は、相当のものだったのではないでしょうか。そしてこの発見が、後の夕張炭鉱の発展につながっていったのでしょう。

この日は「こどもの日」だったので入館時に、こんなものを貰いました。

子供達が今日、どこまで理解できたかは、わからないけれど、いつかこの石に興味を示した時、かつて、この黒い石が世界を動かしていたこと、また、これを地中から掘り起こすために多大な知恵と努力、そして犠牲が払われたことを伝えられるかも知れませんね。

そんなこんなで、ちょっと寄り道、GW番外編でした。

それでは、また。

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