本州同様、台風に打ちのめされた北海道にも、やっと秋晴れの日々がやってきました。・・・と、思ったら、一気に晩秋の雰囲気です。
そんな中、9月21日からの週末、やっとの「晴れ」マーク。
・・・やっと、キャンプに行ける!。でも、北海道の秋キャンプ、どの程度の寒さなのか??
図りかねた我が家は、先日のかなやま湖に引き続き、バンガローで偵察です。
やってきたのはここ、
「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」。
広大な敷地内に、本物の蒸気機関車が走るビッグスケールなキャンプ場です。
蒸気機関車に、昆虫生態館。子供心わしづかみのキャンプ場です。
・・・でもやっぱり、キャンプに来たら、これです。
転勤だ何だと、どたばたしてたら、気がつけばなんとGWから4ヶ月ぶりの焚き火。この香りに心が癒されていきます。
北海道の秋刀魚、美味しいです。そして「とうきび」(トウモロコシ)・・・。魚や野菜はもう、北海道産しか食べたくない、そんな気持ちになる今日この頃です
そうこうしているうちに夜の帳が下り、ランタンの灯がタープを彩ります。
モンベルのタープ、今時あまりないカラーですが、意外とランタンに映えることに、改めて気づきました。
でもほんとに寒い・・・本気で焚き火で暖を取ります。
だって・・・。
気温、8℃ですよ。
でも、そんなひんやりした空気が、焚き火を、キャンプを、盛り上げてくれます。
センターハウスにもちょっくらお邪魔を・・。
道東エリアのパンフレットも揃っていて、情報収集がばっちりできます。
情報収集の後はまたバンガローに戻って焚き火です。こうやって丸瀬布の夜は更けていきました。
翌朝です。
9月中旬なのにもう初冬のような北海道の朝。
気温はなんと・・・。
4℃です。寒いはずです。
気持ちのいい朝、少し場内を散歩しました。
川沿いのサイトを眺めていると、なんだか、どこかで見たような場所に出くわしました。
この景色、私の(勝手に)ホームグラウンド、
「近露オートキャンプ場」に似ています。
朝から少し懐かしい気分になってしまいました(笑)
しかし。
ここはやっぱり北海道です。
さっきの写真の川沿いを、上流に向かって散策していると、いきなりこんな看板が。
そう、ここはベアズカントリー。我々は、熊の住む場所にお邪魔してキャンプさせてもらっているんです。
キャンプ場内にある、丸瀬布に住む動物を一覧にした看板です。
エゾリスにエゾシカ、エゾタヌキにキタキツネ。そんなリストの右端にはしっかりとエゾヒグマの姿が。
キャンプ場の境界には、こんな風に電気柵が設けられています。
でも、もっと興味深いことを今回、知りました。
この丸瀬布、道内でも珍しい取り組みをしてるんです。
ベアドッグを使ったヒグマのコントロールです。WWFのホームページにも、
こんな風に大きく取り上げられています。
丸瀬布キャンプ場周辺には、25±5頭の熊が生息しているそうですが、このベアドッグを使った取り組みのおかげで、私たちは、安心してキャンプすることができるんです。
長女作、題「秋キャンプ」(笑)
では、今日はこの辺で。続きはその2で・・・。