北海道スキーの真髄~旭岳スキー場

ろっぴ

2016年03月29日 21:14

3月も下旬、私の家の周りの雪も融けはじめています。

しかし。この時期でも、というより、この時期だからこそ、素晴らしい景観と滑りを楽しめる場所が、ここ北海道にはあります。

旭岳スキーコースです。

旭岳はいわずと知れた北海道最高峰。その裾野が、冬はスキーコースとなります。ただしいわゆるスキーゲレンデではなく、圧雪車で圧雪されたコースがあるだけ、パトロールもありません。
しかし、これぞ北海道スキー!とでも言うべきとてつもない魅力ある場所でした。

3月27日(日)。北海道3シーズン目にしてとうとう、ここへやってきました。


場所は、こちら。


本当は土曜に行きたかったのですが、仕事があり日曜に。そのおかげで晴天。
2時間弱の道のりの最後は圧雪アイスバーン。

2週間ぶりの雪道に、ちょっと戸惑いながら登って行きます。この時点でかなりテンションが上がってきました。

というか、正直言うと一週間前に「行こう!」と決めたときからテンション上がってました。

そして、そこから数分。旭岳が私の前に姿を現しました。

自宅から車で2時間、よく考えたら大阪から琵琶湖バレイより近いかもしれない。そんな雑念が頭をよぎったりします。この際、関係ありません。というか、誰もわかりません

さあ行くぜ!!

大人4時間券を3,400円で購入、ロープウェイに乗り込みます。

ロープウェイからの風景に心がときめきます。この年で心をときめかせてくれる場所が、ここにあります。

いまから俺はここを滑るんだ、そう、北海道最高峰の裾野を一気に滑り降りる、非圧雪、樹林帯、ギャップ・・・。全てがオレを待ってる!!そんな世迷いごとが脳内を駆け巡ります。

そしてロープウェイはほどなく「姿見駅」に到着・・・。


期待以上の風景がそこにはありました。


一昨年の夏、ここを登ったときの記事はこちら。全く違う姿がそこにはありました。





家族の写真は?ありません。

なぜなら、家族は春休みを利用して関西に帰省中。

そう、私、ここに一人でやってきました。ま、2時間弱のドライブです

もうやばいくらいのテンションです。

ここを滑走できる。麓まで滑り降りる。

しばらく写真でどうぞ。


圧雪コースの写真撮ってるけど、コース滑ってる人なんか、いやしない(笑)


もちろんコース外は自己責任ですが。


ほんとに天気のいい日でした。

私も非圧雪と樹林帯の中のアップダウンで存分に楽しませてもらいました JUMP!!



雪の裾野に噴煙が上がるのを見ながら滑ります。雄大。

大げさかもしれないけど、人生って、何があるか分からない。今日、自分の年表に「北海道の屋根を滑る」と記しました(笑)

4時間、堪能したらこちらへ。

旭岳温泉、湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)です。


こちらは、ソチオリンピックのパラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手のご実家が経営されてる旅館です。

ただ、旅館の方が竹内選手より有名かもしれませんね。(笑)

浴室の写真は無いですが、吹き抜けの天井、木を使った浴槽になみなみと溢れる源泉掛け流しの湯が、スキーでこわばった身体に心地よかったです。入浴料は大人700円。



北海道の秘湯を堪能したらゆるゆると夕陽を見ながらドライブして自宅へ戻りました。

・・・そんな一日でした。

北海道で滑るといえばニセコというのが定番ですが、こんなワイルドな場所もお勧めです。ぜひ温泉とセットでお試しを・・・。ただしホワイトアウトになったときは勇気ある撤退が必要ですが。

もうすぐ北海道のキャンプ場がオープンし始める。新たな季節への期待感とともに、まだ色あせずに輝いてる白い世界にも惹かれる。雪融けの季節も悪くない。そう思います。
また明日から仕事を頑張らないと。

それでは、また。


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