こんにちは。

先ほど道北の朱鞠内、晴天の湖畔キャンプ場から帰ってきて、写真の整理を始める前に、前週の記事の残りを仕上げようとパソコンに向かった私です。

しかし、さすがの北海道も暑くなってきました。
私の住むあたりも最高気温は30℃に近づき、今週の朱鞠内湖キャンプでは、日中は久々に「暑い！」という感覚を呼び戻させられるものでした。・・・ですので、、今日は、帰ってきたら窓を開け放って外の風を入れるようにしました。そうすると自然の涼しい風が入ってきて、気持ちのいい時間が過ごせます。
暑い暑いといいながらも、今年もクーラーを一度もつけることなく終えるんだろうなと思っています。地元の人たちは、この時期になるとクーラーをつけることもありますが、本州育ちの私にとって、ここの気候は真夏も自然の風だけで十分です。最高気温が28℃でも、最低気温が16～18℃、昨晩の朱鞠内湖でも、夜は羽織るものが必要でした。自宅も同じで、夜になれば窓を閉めたくなります。これが北海道なんですよね。

・・と、前置きが長くなりましたが、先週の知床、国設知床野営場のご紹介です。

今回はバンガロー。デッキからの景色は、こんな感じです。

知床野営場の場所は、こちら。


今回泊まったバンガローは、これです。

4人用で、料金は3,200円。年季は入っていますが、世界遺産でバンガロー泊としては、お安いです。私は「いかにもバンガロー」的な内装が面白かったです。2人用もあります。とてもコンパクトです。

林の間から、知床の海が見えます。夕方には夕陽も。


海の日の前週だったので、まだ空きがありました。


水場も年季が入ってます。北海道の国設野営場は、どこもこういう感じで、出来てから年月は経っていますが、清潔に保たれていて気持ちがいいです。

コンクリートと金属で出来た施設より、温かみがあってアウトドア、キャンプという雰囲気にしっくり来ます。

場内の、海に面した側は、策に沿って遊歩道が設置されていて、朝夕散歩が出来ます。


途中には、こんな風景が見れるところも

もちろん、木々の間から垣間見なくてもこの野営場には「知床八景」に含まれる「夕日台」がありますので、夕方には、そちらでゆっくりと最果ての海に落ちる夕陽が堪能できます。

場内は、旅館街の一角とは思えないぐらい自然が残されていて、驚きです。

薪には困りませんね。

そして、境界線には、こんな柵が。

やっぱりここは知床ですね。

バンガローの壁にもこんな掲示があります。

人の少ない時期に、親離れしたばかりの若いクマがぶらつくことがあったのかもしれません。
ま、日頃はそんな雰囲気は全くありませんが・・・。

では、野営場の紹介はこれぐらいにして、野営場から外に出てみましょう。羅臼に向かう「知床横断道路」で知床峠の景観を少し。

羅臼岳。知床五湖のガイドさんいわく「登り易い山ですよ」とのことでしたが、小学生だとどうでしょう。大人で登り4時間と言ってました。

そして、ここから見えるのは・・・。

山々の向こうに海。そして、その先に・・・見えますか？。

国後島です。

遥かに霞む島影には、何か胸に迫るものがありますね。

・・それでは、最後に、もう少し北へ上がってみましょう。

小清水原生花園。放牧された馬の群れが草を食んでいました。それはまるで野生馬の集団のようでした。

ここのガイドの方に「シャチが見えることがあるよ」と言われて必死に望遠鏡を覗きます。そんなにうまく見えるわけはありません。ただ、オホーツクの海を眺めていました。飽きることなく海を眺め続けて、しまいに母親に怒られて・・・子供心に何か惹きつけられるものが、あるのでしょう。




もう花の最盛期は終わっていましたが、所々に咲く、北の花々がきれいな場所です。


夏のオホーツクの海は、嘘のように穏やかです。

ここに流氷が押し寄せる冬の風景は、なかなか想像できません。・・・実は今年、流氷を見にこようと計画していたのですが予想以上に早く春が来て結局、見ることはかないませんでした。

来年も、またここに来ることはできるでしょうか。

それは誰にも分かりませんがオホーツクには何か、人を引き寄せる磁力のようなものを感じます。もう少し、この場所のことを見たり聞いたりしたい、そう思います。

知床編はこれで終了です。お読み頂きありがとうございました。次回は道東の湖、朱鞠内湖畔のキャンプの様子を。明日から画像チェック予定です・・・。（笑）


そんなところで、それでは、また。

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